医療現場における介護職員の仕事内容

医療の現場で、介護職員が患者にケアを行う場合、どこまでが自分の仕事かを知っておく必要があります。もしも迷った時は、これからお話する三つの項目を確認してみてください。

一つ目は、患者に行う行為が一般の誰でも行えるものなのかです。二つ目は、患者に怪我などをさせる心配がないのか。三つ目は、医学的行為に該当しない内容なのかをチェックします。例えば患者の体温や血圧を測定する場合は、誰でも行うことができるので、行為自体は問題はありません。

ただし熱が高いから解熱剤を飲ませるなどは医療行為に当たるので、介護職員では行えません。しかし、医師の指示に従い、薬を飲む補助行為をすることは可能です。また、指先を紙で切ったので絆創膏を貼るなど、誰が見ても常識的な応急処置はもちろん行えます。厚生労働省によると、患者の生命に関わる介護職員の禁止行為が挙げられているので、医療機関で働く介護職の方は予め確認しておいたほうが良いかもしれません。

介護職員は、患者に接する機会が看護師同様に多いので、迷う場合も多いでしょう。ですが、疑問に思った時はまず上記の三つの確認ポイントと照らし合わせてみてください。それでも迷った時は、担当の医師や看護師に確認をすることが大切です。

介護職員の病院内における仕事内容は、まず患者のことをしっかりと理解し、信頼関係を築くためにコミュニケーションを取ることから始まります。そして患者の潜在能力や意欲を高め、より良い生活に導いていくことが大きな役割になっています。研修会に参加したり、技術力があるスタッフを模倣するなど、介護技術を磨いていくことが大切ですが、意欲があれば無資格でもスタートできる場合があります。ですから、医療機関での仕事に関心のある方は、●●●医療系求人をチェック●●●などの媒体を一度ジックリ読み込んでみると良いかもしれません。